新しいスマート マッピング機能で、地図表現をより豊かに

昨年 11 月に ArcGIS Online がアップデートされ、目玉機能の一つであるスマート マッピング機能がさらに便利になりました。見やすく分かりやすい地図表現を簡単に行えることはそのままに、複数の属性情報を表示する機能が追加され、地図表現の幅が広がりました。本ブログでは、スマート マッピング機能のうち、新しく追加された複数の属性情報を用いた描画スタイルと利用例をご紹介します。

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スマート マッピングを始めよう!
1. シンボル設定を行いたいレイヤー名下の [スタイルの変更] をクリックします。

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2. [スタイルの変更] パネルの [①表示する属性を選択] のプルダウン リストから 1 つ目の属性を選択します。

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3. [属性の追加] をクリックします。 

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4. プルダウン リストから、2 つ目の属性を選択すると、選択した属性情報を適切に表現するための描画スタイルが [②描画スタイルの選択] に表示されます。 

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5. [選択] をクリックし、適切な描画スタイルを選択します。 

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スマート マッピング機能に追加された新しい 3 つの描画スタイル

◆ [色とサイズ]
数と比率を組み合わせた地図表現に有効です。以下の図は、千葉県の市区町村における 65 歳以上の人口割合と総人口数を表したマップです。千葉県北西部の千葉市周辺から都心に近い市では、65 歳以上の人口割合が低く総人口数が多いことが分かり、対照的に沿岸部の市町村では 65 歳以上の人口割合が多く総人口数が少ないことが分かります。 

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◆ [一意のシンボルとサイズ]
数値情報と地名などの文字列を組み合わせた表現に便利なスタイルです。以下の図は、日本の空港種別と 1 日あたりの乗降客数を示しています。第一種空港が関西と関東に所在し、乗降客数が 5 万人以上であることが分かります。 

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[A を B と比較]
2 つの数字の関係性を表示することができます。この機能を使うことで、計算したデータを用意する必要はなく、お持ちのデータを ArcGIS Online 上で計算し表現することができます。以下の図は、京都市内を走る市バスの平日と日曜・祝日の運行数の比率を表しています。京都市内は、全体的に平日よりも日・祝日の運行数が少ないことが分かりますが、一か所だけ赤く表示されている道路があります。この道路は丸太町通りを指しており、観光名所である銀閣寺と嵐山を繋ぐため平日よりも日・祝日の運行数が多いのかもしれません。さらに、市内周辺エリアを走るバスは平日や日・祝日に関係なく比較的同じ運行数であることが分かります。 

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どの描画スタイルも、画面の案内に沿って選択していくだけで、見栄えの良いマップを作成することができます。思い通りの地図作成に是非ご活用下さい。 

■関連リンク
・ArcGIS ブログ:スマート マッピングでデータの地図表現をより簡単に その①
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