河川地図データ対応ツールがリニューアルしました!

国土交通省河川局が策定したガイドラインに基づいた河川基盤地図、河川・ダム環境情報地図のインポート/エクスポートやデータの作成/編集を行うためのツールである、河川地図データ対応ツール Ver.10.4.0ArcGIS 10.4 for Desktop 対応)をリリースしました。機能が大幅に更新され、従来よりも操作性に優れています。

河川地図データ対応ツール(要サポートログイン)

以下に主な新機能をご紹介します。

過年度データ(シェープファイル形式)の読み込み
河川水辺のシステムで提供される過年度データのシェープファイルをツール内でインポートすることが可能になりました。
インポートしたデータはこれまでと同様、ジオデータベース形式に格納され、編集することが可能です。

01

※ ガイドラインに準拠したフォーマット以外のシェープファイルは読み込めません
※ [新規作成] で作成したジオデータベース内にインポートします

すでに作成済みのジオデータベースを読み込んで作図
これまでに作成したジオデータベース内の河川地図を直接読み込んで作業を行うことが可能になりました。過去に作成したファイル ジオデータベースまたはパーソナル ジオデータベースを読み込むことが可能です。

02

※ [河川地図データ対応ツール] で作成したジオデータベース以外は読み込めません

ポリゴンの図形編集でアークと同時編集が可能
ポリゴンの図形編集で頂点を移動した場合、そのポリゴンと接続しているアークの頂点も同時に移動することが可能です。

03

編集対象水系をフィルターから検索
編集対象の水系を [フィルター] ボタンから検索できます。

04

その他にも、

・[スケッチにスナップ] の自動設定
・元の河川地図データにレコードがない場合はインポート後、コンテンツ ウィンドウ上で非表示となる
・コンテンツ ウィンドウ上の表示レイヤーだけが編集対象レイヤーとして表示されるようになる

などがあります。従来よりも操作性がアップしていますので、是非ご利用ください。

■関連リンク
ArcGIS 10.4 for Desktop 対応の国内データ変換ツールについて
ArcGIS 10.4 をリリースしました!

フォローする