読んで分かる!見て楽しい!「The ArcGIS Imagery Book(日本語版)」で画像やリモート センシングを学ぼう!

GIS と画像、リモート センシング、3D、ビッグデータなど、画像に関する ArcGIS の重要なトピックや最新情報を広く学ぶことができる「The ArcGIS Imagery Book(日本語版)」が公開されました。
画像処理や衛星画像の視覚化、効果的な解析方法、技術的な解説、GIS と画像の未来など、GIS での画像解析をこれから学びたいと考えている方から、さらに高度な技術を会得しようと考えている方まで、幅広く楽しめる内容です。
各章には、データを実際に見て触って学習することができるように Learn ArcGIS の各レッスンのリンクや、Web マップのリンクが掲載されていますので、よりスムーズに学ぶことができます。日本語版は Web 版と PDF 版が提供されており、PDF 版は Web ページからダウンロードできます(約120 MB)。

画像解析やリモート センシングに興味のある方はぜひご覧ください。多くの美しい衛星画像や写真をみているだけでも楽しめると思いますよ~。

各章の簡単な内容を紹介します。

画像をクリックすると、各章のページに飛びます。

はじめに
インテリジェントな画像がもたらす未来の地図
Esri Imagery and Remote Sensing Director の Lawrie Jordan による前書きです。
第 1 章 画像は可視化された情報
地理学におけるロゼッタ ストーン
衛星画像データによる地球観測の歴史を振り返ります。
第 2 章 リモート センシングとは
遠く離れた場所から情報を収集
リモート センシング技術に関する話題です。
第 3 章 画像の定義
GIS と画像が生み出す相乗効果
GIS で画像を利用するための基礎的な知識を学びます。
第 4 章 目に見えないものを見る
センサーが実現する超人的な視覚能力
センサーにより取得されたデータ(スペクトル画像や LiDAR など)の利用について学びます。
第 5 章 画像から情報への変換
画像を解析して理解する
画像を解析して新たな情報や知識を獲得し、課題解決できることを学びます。
第 6 章 鏡の世界を作る
3D 画像で新たな次元を実現する
3D 画像の利用が広がり、写実的な世界(鏡の世界)を表現することが可能になりました。3D GIS について学びます。
第 7 章 時間の次元を持った画像
世界で最も素晴らしいタイム マシン
時系列画像を利用することで、さまざまな経時変化を観測できます。
第 8 章 究極のビッグ データ
画像ビッグ データの管理における課題
近年、クラウドコンピューティング技術によって、膨大な画像データの管理が簡単になりました。
第 9 章 未来は今ここに
インテリジェントな画像がもたらす未来の地図
画像処理の未来について。

いかがでしたでしょうか。近年画像は GIS には無くてはならない要素になってきています。画像利用のヒントとしてぜひご活用ください。

■関連リンク
GIS の魅力がつまった『The ArcGIS Book』