直感的な操作性とデータの可視化・空間分析機能を備えた、ArcGIS の新しい Web アプリ Insights for ArcGIS の最新バージョン 2.3 (ArcGIS Online 版および ArcGIS Enterprise 版) を 5 月 23 日にリリースしました。
3 月のアップデートから追加された主な新機能は下記のとおりです。
可視化タイプの拡張
・リンクマップ、リンクチャート
流通、人やモノの移動、物事のつながりを表現することができます。
・散布図マトリクス
複数の数値の属性をそれぞれでの組み合わせにおける散布図を一度に確認し、相関を判断することができます。
分析機能の拡張
・回帰モデルの作成 / 変数の予測ツール
前バージョンでは、単一の散布図での単回帰分析を対応していましたが、本バージョンより、上記の散布図マトリクスの追加に伴い、説明変数を複数利用した重回帰分析および重回帰式による変数の予測を実行することが可能になりました。
※ただし、現状一部言語で制限がございます、製品ページの FAQ をご参考に、英語表示(ブラウザー言語に従います。)に切り替えてご利用いただくか、代替案をお試しください。
リレーションシップの拡張
・空間結合の対応
データのリレーションシップで、位置情報を持つデータ同士を空間結合により結合することができるようになりました。
最新情報の詳細は、Insights for ArcGIS ヘルプよりご参照ください。
今後も Insights for ArcGIS のバージョンアップが予定されておりますので、次期バージョンもご期待ください。
データ分析における位置情報の活用の必要性は高まっています。ドラッグ & ドロップの簡単な操作で、テーブル データも GIS データの可視化・空間分析をまとめて実行できる Insights for ArcGIS でぜひ新しいデータ分析を行ってみてはいかがでしょうか。
トライアルもご用意しておりますので、気軽にお試しください。
■ 関連リンク
・Insights for ArcGIS Web ページ
・Insights for ArcGIS (ArcGIS Online 版) の 21 日間無料トライアル
・Insights for ArcGIS ヘルプ
・ArcGIS Ideas (Insights for ArcGIS)