GIS Day in はこだて 2019 を開催しました!

GISDAYin函館_1

2 月 25 日(月)から 26 日(火)にかけて函館市にて “日本で一番早い GIS Day” である「GIS Day in はこだて」が開催されました。かなりの積雪が残っていた昨年と違い、雪も少なく冬晴れの下で開催となりました。今年は初日に「水産分野の地理空間情報活用セミナー」、二日目には北海道大学函館キャンパスにて「はじめての ArcGIS Pro 講習会」が行われました。

GISDAYin函館_1

セミナーでは、漁業の盛んな函館が会場ということもあり、水産分野の地理空間情報活用事例について各講演者の方がご発表されました。
GISDAYin函館_2

衛星データを活用して定置網の情報を可視化する事例について紹介があり、陸上だけではなく水産分野でも地理情報の活用が進んでいることを実感できるセミナーでした。また、水産分野においては水中のデータを取得する必要があり、音波を使っての可視化が徐々に進んでいるというのは大変興味深く、大きな可能性を感じました。
セミナー後には衛星画像のオープン化や ArcGIS の開発者向け API に関する質問等が寄せられ、学生の方からもご質問をいただくなど、関心の高さがうかがえました。
GISDAYin函館_3
2 日目の「はじめての ArcGIS Pro 講習会」ではさまざまなバックグラウンドを持つ方に参加いただき、講義やデモを交えながら ArcGIS Pro を体験してもらいました。
ご自身の業務上の活用方法や操作方法について休み時間にご質問をいただけるなど、ArcGIS Pro に興味を持っていただけたようです。
また、現地調査アプリケーションである Survey123 for ArcGIS を利用して、実際に調査票への入力をしていただく場面では、入力結果がすぐに集計され、データ解析が可能になることに参加者の方々が驚かれていたのも印象的でした。
今後も様々なイベント等を通じて、ArcGIS の魅力や使い方を発信していきたいと思います。

■関連リンク
「GIS DAY in はこだて 2019」のご案内
GIS Day in はこだて 2018 開催レポート!
ArcGIS Pro 2.2 をリリースしました!
ArcGIS for Developers 製品ページ
Survey123 for ArcGIS 製品ページ
Sentinel-2 の衛星画像データの入手先まとめ & ArcGIS Pro でのデータの利用方法

フォローする