ArcGIS AppStudio バージョン 5.4 をリリースしました

ArcGIS AppStudio の最新バージョン 5.4 を 2022 年 6月 28 日(日本時間 2022 年 6 月 29 日)にリリースしました。この記事では、バージョン 5.4 で追加された主要な機能や変更点について紹介します。

新しいサイドバー テンプレート

新しいサイドバー テンプレート アプリが導入されました。サイドバー テンプレートを使用すると、マップにフォーカスしたアプリを作成できます。タブレット端末で実行する場合は、多くのツールがマップ横のサイドパネルに表示されます。アダプティブデザインを採用しているため、スマートフォンでもきれいな UI で表示されます。

サイドバー テンプレートは、ArcGIS Instant Apps のサイドバー Web アプリをベースとして使用します。下記のリストは、サイドバー Web アプリで構成されている場合に、ArcGIS AppStudio のサイドバー テンプレート アプリで使用できる機能の一部です。

  • レイヤー リスト
  • ブックマーク
  • ポップアップ
  • 編集ツール
  • マップの詳細
  • フィーチャのフィルタ
  • ベースマップの変更

新しいフィーチャ編集ツール

構成可能なテンプレート アプリを使用して、フィーチャ編集アプリを作成できるようになりました。現時点では、フィーチャ編集はサイドバー テンプレートのみに含まれていますが、将来のリリースで他のテンプレートにも導入される予定です。

新しいフィーチャ編集ツールは、デスクトップ、タブレット、スマートフォンで動作する優れたネイティブアプリのエクスペリエンスを提供します。新規フィーチャの作成、既存フィーチャの更新/削除が可能で、編集の元に戻す/やり直し操作、破棄、適用などのオプションも用意されています。また、属性データの編集や、写真などの添付ファイルの管理も可能です。

テンプレートの更新

ArcGIS AppStudio のテンプレートは、ArcGIS ユーザーが迅速かつ容易にカスタム ネイティブ アプリを作成して組織に配布したり、アプリ ストア(Apple/Google)に公開したりするためソリューションを提供します。ArcGIS AppStudio の各リリースでは、新機能やユーザーエクスペリエンスの改善などのテンプレートの更新が行われています。下記は、バージョン 5.4 でのテンプレートの更新内容です。

マップ ビューアー(Map Viewer)

  • レイヤー、サブレイヤー、シンボルを表示するためのテーブル コンテンツの更新
  • イメージ サービスの凡例のサポート

添付ファイル ビューアー(Attachment Viewer)

  • ArcGIS Instant Apps の構成で、各レイヤーのフィールドとソート順を設定可能
  • ポップアップで前後のフィーチャをスクロール可能

ゾーンルックアップ(Zone Lookup)

  • オフライン マップに対応

近傍検索(Nearby)

  • ポリラインとポリゴンを開始位置に使用したフィーチャの検索
  • フィーチャに対するユーザー定義および事前定義されたフィルタのサポート

新しいサンプル

ArcGIS AppStudio のサンプル ギャラリーの 80 以上のライブ サンプルは、アプリにカスタムコードを含める開発者にとって貴重なリソースです。バージョン 5.4 では、2つの新しいサンプルが追加されました。

概観図(Display Overview Map)

マップビューの現在の表示範囲を示す概観図の表示方法を紹介しています。

Arcade(Arcade Expressions)

Arcade は、カスタム コンテンツを作成するために ArcGIS システム全体で使用される軽量の式言語です。サンプルでは、一定面積あたりの人口を計算し、それを動的なラベルとしてマップ上に表示する方法を紹介しています。

ArcGIS Runtime バージョン 100.14 に更新

ArcGIS Runtime バージョン 100.14 がサポートされました。これにより、ArcGIS AppStudio を使用して、モバイル ジオデータベースの作成、マップ ビューのナビゲーションの制限、3D オブジェクト/メッシュ シーン レイヤーの投影などの新機能を備えたアプリを開発できるようになりました。

ArcGIS API キーのサポート

ArcGIS API キーは、公開アプリにマップやジオコーディング等の特定の ArcGIS ロケーションサービスへのアクセス許可を定義する永続的なアクセストークンを提供します。バージョン 5.4 では、ArcGIS AppStudio で作成するアプリに API キーを簡単に設定できるようになりました。

その他

ArcGIS AppStudio で提供される ArcGIS Survey123ArcGIS QuickCapture のソースコードは、リクエストに応じて取得できます。ソースコードの取得を希望される場合は、こちらのフォームからリクエストしてください。

ArcGIS AppStudio バージョン 5.4 の新機能と拡張機能の完全なリストは、「AppStudio の新機能」をご参照ください。

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