調査票形式の現地調査アプリである ArcGIS Survey123 が 2022 年 7 月 28 日に 3.15.1 へバージョン アップしました。主な新機能を本ブログでご紹介します。
目次
Survey123 Web サイト & Web アプリ
Web アプリでのスナップ
Survey123 Web アプリでマップの質問でのスナップ機能が利用可能になりました。スナップを有効にするとポイント、ライン、ポリゴンを描画する際、マップ上に表示されている既存のフィーチャにスナップできます。スナップの際には直角と平行線を示すオレンジ色の補助線が自動的に表示されます。スナップによって、より早く、正確にフィーチャを描画できるようになります。
質問タイプのカテゴリ分け
Survey123 Web デザイナーの [追加] パネル内の質問タイプが、カテゴリごとにグループ化されて表示するようになりました。これによって、調査票を作成することがより簡単になりました。
[計算] のオプション
Survey123 Web デザイナーの計算ビルダーを使用すると、フォーム内の質問やプロパティから値を計算できます。今回のアップデートではさらに、数値計算で小数点以下の桁数を設定できるようになりました。
Survey123 Connect & フィールド アプリ
テンプレートとサンプルの参照
Survey123 Connect で新しい調査を作成するための [調査] ダイアログのナビゲーションが改善され、テンプレートとサンプルの参照がスムーズになりました。また、[情報] ボタンをクリックして、サンプルやテンプレートの詳細ページを表示し、アイテムの説明や概要を確認できるようになりました。
[調査を閉じる] ポップアップのオプション
Survey123 フィールド アプリの [調査を閉じる] ポップアップのオプションが並べ替えられ、[ドラフトに保存] が 1 番上に表示されるようになりました。これによって、ユーザーが誤って調査を破棄してしまう可能性が低くなりました。
その他の新機能についてはヘルプをご覧ください。今回のアップデートでも多くの便利な機能が追加されました。ぜひ新しいバージョンの Survey123 をデータ収集業務にお役立てください。