ArcGIS Maps SDK for .NET バージョン 200.0 をリリースしました

ArcGIS Maps SDK for .NET の最新バージョン 200.0 を 2022 年 12 月 14 日 (日本時間 2022 年 12 月 15 日) にリリースしました。

  • バージョン 200.0 より製品名称が ArcGIS Runtime SDK for .NET から ArcGIS Maps SDK for .NET に変更されています。製品名称の変更についての詳細はこちらのブログ記事をご参照ください。
  • ArcGIS Maps SDK for Kotlin (旧: ArcGIS Runtime SDK for Android) および ArcGIS Maps SDK for Swift (旧: ArcGIS Runtime SDK for iOS) のバージョン 200.x は現在ベータ版です。
  • ArcGIS Runtime ライセンスパックをご購入の方は、2022 年 12 月 15 日以降保守有効なライセンスがアップデート対象となります。バージョン 100.x で使用されているライセンス文字列は、バージョン 200.x のアプリでもそのままご使用いただけます。

バージョン 200.x

ArcGIS Runtime SDK バージョン 100.0 のリリース以来、6 年間で計 16 バージョンがリリースされてきました。この間に、開発者向けテクノロジーは進化し、更新され、より洗練されたものになりました。バージョン 200.x は、ArcGIS の SDK においてもそれらの新しい言語機能、フレームワーク、パラダイムを最大限に活用し、現在および今後数年間でアプリケーションを構築するための最良の基盤を提供していくための、メジャー バージョンアップとなります。メジャー バージョンアップの詳細はこちらのブログ記事もご参照ください。

ArcGIS Maps SDK for .NET バージョン 200.0 のアップデート内容

ArcGIS Maps SDK for .NET バージョン 200.0 は、.NET MAUI、.NET 7 および Windows での完全な ARM64 のサポート等が追加されています。.NET MAUI は Microsoft の新しいクロスプラットフォーム テクノロジーで、Xamarin から引き継がれ、iOS、Android、Windows、macOS に対応した最新のクロスプラットフォーム アプリケーションを構築できます。

その他に、3D オブジェクト シーン レイヤーのエッジ レンダリングやアノテーションを縦書き表示する際の日本語文字の垂直表示のサポート等も追加されています。また、バージョン 200.0 では Xamarin 用の API とバージョン 100.15 で非推奨とされていた全ての API が削除されています。

米国Esri社の Web サイトや API リファレンス等もバージョン 200.x とバージョン 100.x で分かれて提供されています。ご使用のバージョンに合ったサイトをご覧ください。

バージョン 200.0 の新機能や API の仕様変更等の詳細は下記リンク (英語) もご覧ください。

ArcGIS Maps SDK for Kotlin / ArcGIS Maps SDK for Swift

ArcGIS Runtime SDK for Android および ArcGIS Runtime SDK for iOS はバージョン 200.x から ArcGIS Maps SDK for Kotlin および ArcGIS Maps SDK for Swift に名称変更し、Java から Kotlin そして Objective-C から Swift ファーストの SDK に置き換えられます。そのため、バージョン 100.x で開発された既存のアプリケーションをバージョン 200.x にアップデートするにはコードの一部の書き直しが必要となります。

ArcGIS Maps SDK for Kotlin および ArcGIS Maps SDK for Swift については、現在バージョン 200.0 ベータ版が提供されています。両 SDK の正式リリースは、バージョン 200.1 が初期リリースとなり、2023 年 4 月のリリースが予定されています。

米国Esri社の Web サイトや API リファレンス等もバージョン 200.x (ベータ版) とバージョン 100.x で分かれて提供されています。ご使用のバージョンに合ったサイトをご覧ください。

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