ArcGIS Pro 3.1 をリリースしました!

高機能デスクトップ GIS である ArcGIS Pro 3.1 が 2023年 4 月 6 日 (日本時間 4 月 7 日) にリリースされました。ArcGIS Pro 3.1 では、多くの新しい機能の追加や機能改善が行われました。ここでは、そのハイライトをご紹介します!

カタログ レイヤー

カタログ レイヤーは、フィーチャやラスター データセット、CAD データ、LAS データなど、さまざまな種類の複数のコンテンツを仮想的に 1 つのレイヤーとして取りまとめ、整理したり確認したりすることができます。

ファイル ジオデータベースに作成したカタログ データセットにアイテムを追加すると、各アイテムのフットプリントとアイテムのプロパティが格納されたテーブルが自動的に作成されます。これをマップやシーンに追加してカタログ レイヤーとして表示することで、コンテンツをすばやく発見して探索し、特定の範囲や属性で視覚的に確認できます。

使用データ:【2020年(令和2年)行政活動情報・航空写真、住民向け情報(都市計画)、住民向け情報(防災)】、半田市、CC-BY4.0国際

拡大鏡

2D のマップにおいて、マップの一部分を任意の縮尺に拡大し、マップの移動や選択、計測や編集を行うことができる拡大鏡の機能が追加されました。

編集操作において、正確にスナップする際などにご活用いただけます。

レイアウト要素の自動サイズ変更

レイアウトのページ サイズや向きを変更する際、[エレメントのサイズ変更] を適用すると、レイアウト要素のサイズと位置を自動的に変更できるようになりました。また、新しい [レイアウトの複製] コマンドを使用すると、エレメントはそのままに、既存のレイアウトとは異なるページ サイズで新しいレイアウトをすぐに作成できます。

時間の反復

ModelBuilder の反復ツールに「時間の反復」が追加されました。

時間フィールドが含まれているデータに対して、任意の時間の範囲でサブセットし、反復処理が実行可能です。例えば、1 カ月ごとや 1 時間ごとにデータの反復処理を行い、データのサブセットを次の処理に入力データとして渡すことが可能です。

以下の例では、複数年の交通事故のフィーチャ データに対して反復処理を行い 1 カ月ごとに別々の新しいデータとして作成しています。

マルチパッチ フィーチャへの屋根形状の追加

マルチパッチ フィーチャの作成時に、屋根構築ツールを使用して基本的な屋根形状を追加して、寄棟屋根や丸屋根などを簡単に作成できるようになりました。

屋根構築ツールは、マルチパッチ ツールバーで使用できます。

ちょっと便利な機能改善

[カタログ] ウィンドウの [コンピューター]

[カタログ] ウィンドウに [コンピューター] タブが追加され、プロジェクトにフォルダー接続を行わなくても、すぐにデータにアクセスできるようになりました。

この他にも ArcGIS Pro 3.1 では新しい機能の追加や既存機能の改善がされています。

その他の新機能についての詳細は、ArcGIS Pro 3.1 の新機能をご参照ください (Web ヘルプには日本国内ではサポートしていない製品の内容も含まれます)。

さいごに

ESRIジャパンが提供する ArcGIS Pro 3.1 のリソースについては、日本国内用のアドイン ツールは 4 月末頃、逆引きガイドは 5 月末頃の提供を予定しています。

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