ArcGIS Monitor 2026.0 が 2026 年 5 月 21 日 (日本時間 2026 年 5 月 22 日) にリリースされました。
本記事ではバージョン 2026.0 で追加された新機能について、ご紹介します。
目次
ArcGIS Monitor とは
ArcGIS Monitor は、ArcGIS Enterprise 環境の稼働状況を継続的に監視し、システムの状態、可用性、使用状況、パフォーマンス、リソース利用状況を分析するツールです。これにより、GIS 環境を最大限に活用することができます。

ArcGIS Monitor ダッシュボード画面
ArcGIS Monitor 2026.0 新機能
Web アプリ・Web マップの利用状況を可視化
組織内で公開されている Web アプリや Web マップの利用状況を取得できるようになりました。
新たに以下のメトリクスを確認できます。
- Active Sessions (アクティブ セッション数)
- Active Sessions Time (利用時間)
これらのメトリクスにより、どの Web アプリと Web マップが多く利用されているか、利用状況が増減しているか、また利用頻度の低いコンテンツは何かを把握できます。利用実績に基づいたコンテンツ管理やリソース配分の最適化に役立ちます。

Web アプリ コンポーネントの利用状況

利用時間上位 5 件の Web アプリ
複数マシン ArcGIS Server サイトの監視を強化
複数マシン構成の ArcGIS Server サイトで稼働するサービスについて、サービス単位のリソース利用状況をより詳細に分析できるようになりました。
例えば、以下のような複数マシン構成のサイトにおいて、サービス負荷がどのマシンに偏っているかを把握できます。

複数マシンのサイト構成例
新たに以下のメトリクスが追加されています。
- CPU Utilized
- Memory Utilized
- Instances Total
これらのメトリクスにより、サービスごとの CPU 使用率やメモリ使用率、インスタンス数を確認できます。
また、これらのメトリクスは ArcGIS Server サイトを構成する各マシン単位でも収集されます。これにより、サービスの負荷がどのマシンに集中しているかを把握できるため、負荷分散の状況確認やサーバー リソースの最適化に役立ちます。

複数マシン ArcGIS Server のコンポーネント関係グラフ

複数マシン ArcGIS Server の CPU 利用率
関連リンク
ArcGIS Monitor
・ArcGIS Monitor 2026.0 新機能ブログ(英語)
・ArcGIS ブログ (ArcGIS Monitor の国内サポートを開始しました!)
その他 ArcGIS 製品
