ArcGISブログでご紹介している気象データ変換ツールを、バージョンアップしました。今回のバージョンでは、「MSM客観解析」のデータを変換するツールを加えています。前回と同様、ArcGIS Desktop 10以上をお持ちのユーザ様であればご利用していただくことが可能です。
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気象データ変換ツール
・変換可能な気象データ
変換可能な気象データは次のとおりです。
1) 1kmメッシュ解析雨量GPV
2) 1kmメッシュ降水短時間予報
3) 5分毎(10分毎)1kmメッシュ全国合成レーダーエコー強度GPV
4) GSM(日本域)客観解析
5) MSM客観解析 NEW
・出力可能なフォーマット
各ツールはそれぞれ TIFF | メッシュ(ポリゴン) | NetCDF が指定可能です(GSM客観解析とMSM客観解析は TIFF | NetCDF のみに対応)。
・実行方法
各ツールは、通常のジオプロセシングツールと同様に、
・カタログ ウィンドウまたは ArcToolbox ウィンドウからの実行
・ModelBuilder を使用したツールの実行
・Python ウィンドウを使用したツールの実行
をサポートしております。ジオプロセシングツールの実行方法の詳細は、[ArcGIS Desktop 10 Help] > [実用ライブラリ] > [ジオプロセシング] > [ツールの実行] をご参照ください。
・MSM客観解析
MSM客観解析のデータは、1ファイルで高度(Z)、東西風(U)、南北風(V)、気温(T)、相対湿度(RH)、海面更正気圧(Pmsl)の物理量データが含まれています。
また、出力座標系は元データと同様に、ランベルト正角円錐図法(Lambert Conformal Conic)です。
・注意事項
今回ツールのご紹介をさせていただきましたが、弊社で本ツールに関する動作保障を行っているものではありません。本ツールに関するご質問がある場合には、ArcGIS Resource Center のギャラリーから、直接、作成者へしていただくようお願いいたします。