ArcGIS 10.1新機能―ArcGIS 3D Analystで使えるジオプロセシング ツール


今年の 10 月にリリース予定の ArcGIS 次期バージョン ArcGIS 10.1 では、エクステンションの一つであるArcGIS 3D Analyst にも多数の新機能の追加・機能拡張があります。その中でも新たに加わったジオプロセシング ツールを 5 つご紹介しましょう。

1.  3D バッファ

10.1 からは、3 次元でもポイントとラインにおいて、3D バッファを作成することができるようになりました。
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2.  3D ラインをサーフェスでインターセクト

3D ラインをサーフェスとの交点でインターセクトするツールが加わりました。各交点にはオプションでポイント表示を行うことができます!

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3.  シャドウ ボリューム

10.0 でも、シャドウ ボリュームを作成する方法がありましたが、この度 10.1 でジオプロセシング ツールでシャドウ ボリュームを作成できるようになりました。太陽の位置を考慮して、建物などの影を作成することが出来るツールとなります。また、出力フィーチャの属性テーブルには日時のフィールドが作成され、タイム スライダで影の動くアニメーションを作成することが出来ます。

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4.  スタック断面図

従来、断面図の作成は ArcMap の「断面図グラフ」という機能で地形などのサーフェスの断面図を見るというものでした。しかし、10.1 からは、サーフェスの断面図だけでなく、建物などのマルチパッチ フィーチャの断面図も一緒に考慮した断面図グラフをジオプロセシング ツールで作成することが出来ます。

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5.  クローズド マルチパッチの作成

マルチパッチには、閉じていない(ギャップがある)マルチパッチが存在することがあります。しかし、いくつかのジオプロセシング ツールは入力ジオメトリタイプとしてクローズド(=閉じた)マルチパッチを必要とします。そんな時に、ギャップのあるマルチパッチをクローズド マルチパッチに出力してくれるのがこのツールです。

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いかがでしたか?使用できそうなツールはありましたか? バージョン10.1 では、この他にも便利な操作や機能拡張が新たに加わっています。

■関連リンク
ArcGIS 3D Analyst 製品ページ
ArcGIS 10.1 から製品名が変わります!!