HTML ポップアップを使って画像を表示してみよう!

現地調査で撮った写真をマップ上で属性情報と一緒に表示したいということはありませんか? ArcGIS for Desktop Basic で使える、[HTML ポップアップ] 機能をご紹介します。簡単な表示設定を行うことで HTML ポップアップに画像を表示することができます。

ここでは <C:Dataseason> フォルダに格納した JPEG の画像を例としてご紹介します。

HTML ポップアップの表示設定は画像を表示したいフィーチャの [レイヤ プロパティ] から行います。 [HTML ポップアップ] タブ → [ポップアップ ツールを使用してレイヤのコンテンツを表示] チェックボックスをオンにした後、以下の3種類の HTML 形式から設定方法を選んでください。

(1) 画像のみを表示したい場合
Html1

・設定を行う前に画像のパスを書き込んだ属性フィールドがあることを確認します。(写真のサイズは事前に調節しておきます。)
Html2

・[HTML ポップアップ] タブで [URL として表示] を選択し、[フィールド] に画像のパスが格納されているフィールド名を指定します。
Html3

(2) ポップアップ テーブルに画像を埋め込みたい場合
Html4

・事前に画像のパスを HTML 形式で書き込んだ属性フィールドを作成します。
Html5

・[HTML ポップアップ] タブで [表示フィールドをテーブルとして表示] を選択します。
Html6

(3) 応用編
(2) で HTML 形式のパスの入力を簡略化したい場合は、画像名の属性フィールドと xsl テンプレートを使ってポップアップ テーブルに画像を埋め込むこともできます。画像データが共有サーバにある場合にも便利な方法です。
Html7

・popup.xsl テンプレートは、<ArcGIS for Desktop インストール フォルダ>StylesHTMLPopup(デフォルトでは C:Program Files (x86)ArcGISDesktop10.1StylesHTMLPopup または C:Program FilesArcGISDesktop10.1StylesHTMLPopup)にありますので、別の場所にコピーしてからメモ帳で開き、下図の赤枠内のコードを追加します。
Html8

(※属性情報に (1) のような画像のパスが書き込まれたフィールドがある場合は赤枠内のコードから[C:Dataseason] を削除したXSLテンプレートを使用することができます。)

・ArcMap に戻り、[レイヤ プロパティ] を開きます。[HTML ポップアップ] タブで [XSL テンプレートに基づいたページとして表示] を選択 → [読み込み] ドロップダウンから [XSL テンプレートの読み込み] を選択し、編集した [popup.xsl] を開きます。
Html9

HTML ポップアップは [ツール] ツールバーの [HTML ポップアップ] ボタン Html10 をクリックし、マップ上のフィーチャをクリックすることで表示されます。

視覚的な情報で、マップはよりわかり易くなります。どれも少し手を加えるだけでワンステップ上の表示ができますので、ぜひお試しください。
※画像の格納フォルダは絶対パスを使用してください。
※HTML ポップアップはデータ ビューでのみ利用できる表現です。レイアウト ビューには適用されません。

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