ArcObjects スタートアップ ガイドを公開しました

ArcObjects をご存じでしょうか?

ArcObjects(”アークオブジェク” と読みます)は、ArcGIS for Desktop / ArcGIS Engine / ArcGIS for Server の基盤コンポーネントです。ArcInfo 8.0 のリリースでジオデータベースと共に登場し、GIS 機能の根幹を担うテクノロジーとして ArcGIS を支えてきました。

ArcObjects は API が公開されており、その API を利用して開発を行うことができます。ArcMap の標準機能にはないオリジナルのボタンやフォームを追加したり、必要な機能に特化したスタンドアロンのアプリケーションを作成したりすることができます。

このスタートアップ ガイドは、ArcGIS 10.1 for Desktop および ArcGIS 10.1 Engine Developer Kit をお持ちの方を対象に、これから ArcObjects を利用した開発を始めるためのドキュメントです。去る5月29日に開催された GIS コミュニティフォーラムのプレフォーラムで ArcObjects セッションに来場いただいた方へプレビュー版をお渡ししましたが、そのドキュメントを一部増補してこの度一般公開しました。

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IT の業界では日進月歩ならぬ秒進分歩で日々新しい技術が増えています。Esri もより多様なニーズに対応するため、サーバ、モバイル、軽量アプリケーションなど、さまざまな API をリリースしてきました。ArcObjects は登場から 13 年が経過しているトラディショナルな API ですが、現在でも依然としてデスクトップ GIS の開発案件を中心に多方面において多くのユーザ様にご利用いただいております。

また、ArcObjects は単に GIS の機能を提供するだけではなく、GIS の学習にも活用できる教材とも言えます。なぜなら、『オブジェクト指向GISデータ モデル』であるジオデータベースの実装を担っているのが ArcObjects だからです。つまり、最新の GIS 教育を行うための教材としても ArcObjects が活用できるのです。なぜオブジェクト指向 GIS と ArcObjects が結びつくのか、それは別の機会にご紹介します。

「ArcObjects はなんだかすごそうけど、マニュアルが膨大すぎてどこから手をつければいいのか分からないよ。」と二の足を踏んでいる方は、手始めにこのスタートアップ ガイドを参考に始めてみてください。

■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト
ArcObjects スタートアップ ガイド