Esri Business Analyst 10.1 新機能紹介(5) ~空間統計ツールの活用~

先日リリースをした Esri Business Analyst 10.1 のお勧め新機能をこれまで4回に渡って紹介してきました。最終回は Business Analyst に限った機能ではございませんが、「さらにビジネスを加速するために」活用できる ArcGIS 10.1 for Desktop の空間統計ツールの機能を紹介します。

グループ分
一般に「クラスタ分析」と呼ばれる分析手法の一種で、属性情報をもとに統計的に最適なグループに分類することができます。ArcGIS では、属性情報だけでなく空間的関係性も加味したグループ分類が可能なのが特長です。
この機能を使うと、店舗商圏内の年代別構成比などを用いて、商圏の特徴から「シニア・ファミリー・シングル」などの商圏タイプに分類することができます。年収データなどを利用すれば、富裕度の情報も加味したタイプ分けが可能です。このような分析は、大量にチェーン展開している店舗で商圏タイプに応じた商品配置、さらには棚割りへの活用などが期待されます。

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予備回帰分析
たくさんの要因の中から、目的変数を最もよく表す説明変数の組合せを自動的に選択する「ステップワイズ法」と呼ばれる手法を実現するツールです。ツールを実行すると詳細な統計レポートが出力されるので、例えば、売上に影響を与える重要な要因の組合せをみつけることもできます。
また、予備回帰分析で得られた知見をもとに使用する変数を決定し、[最小二乗法(OLS)] ツールを用いて重回帰分析を行うこともできます。重回帰分析で作成した予測モデルの統計的な妥当性などもレポートとして出力されますので、これらの情報をもとにより確からしい予測モデルを目指すこともできます。

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このように Business Analyst では、ArcGIS for Desktop の標準機能を活用して高度な統計分析を行うこともできます。 これらの機能を活用して、一段高度なエリアマーケティング分析を行ってみてはいかがでしょうか?

■関連リンク
・Esri Business Analyst 製品情報 :
http://www.esrij.com/products/solution/esri-business-analyst/
・ビジネスに位置情報の力を!エリアマーケティング実践セミナー
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