3D 都市モデリング製品 “Esri CityEngine” で作成した成果物を誰でも簡単にブラウザ上で見ることができる CityEngine ウェブ ビューアはご存知でしょうか?
Esri CityEngine では構築した 3D 都市モデルを .3ws というウェブ シーンのファイル形式にエクスポートすると、ArcGIS Online 上にアップロード、および公開できるようになります。そして公開されたウェブ シーンは、インターネット環境があれば、ページにアクセスするだけで、CityEngine ウェブ ビューアというインストール不要の専用アプリケーションで開くことができます。
■ 共有されているウェブ シーンを開く
実際にウェブ シーンを開いてみましょう。ステップはたった 2 つです!
※ CityEngine ウェブ ビューアは WebGL に対応しているブラウザが必要です。Mozilla Firefox または Google Chrome のブラウザであればプラグイン不要でご覧いただけます。その他の対応ブラウザに関しての詳細はこちらをご参照ください。
① まずは、以下のページにアクセスします(ArcGIS Online から CityEngine web scene と検索しても構いません)。
ArcGIS Onlie: CityEngine Web シーン
② 各項目の概要説明文の下にある “CityEngine Web Scene” と記述されているものがウェブ ビューアで見られるコンテンツです。任意のウェブ シーンを選び、画像の下にある [開く] をクリックし、[アプリケーションの表示] を選択します。
これだけで自動的にウェブ ビューアが起動し、簡単に 3D コンテンツを見ることができます!
■ ウェブ ビューアを操作する
ビューアが起動したら、早速探検してみましょう。操作には操作ツールや拡大・縮小ツール、またはマウスを使用します。画面を動かしてみて下さい。
ウェブ ビューアのインタフェースの説明は以下の通りです。
<共有> Facebook や Twitter、メール、埋め込みタグなどでウェブ シーンを共有できます。
画面の右側には 5 つのタブが用意されています。
<レイヤ> 目のマークをクリックすることで表示を切り替えたり、スワイプ ビューを行ったり、上下・左右の比較表示ができます。
<検索> 属性の検索を行うことができます。
<設定> 影と環境遮蔽の表示切り替えが行えます。また、スクリーンショットを保存することができます。
<コメント> サイン インをしてコメントを残すことができます。
<情報> ウェブ シーンについての詳細情報を閲覧することができます。
CityEngine のコミュニティには世界中のユーザーがアップロードしたウェブ シーンがリストされています。是非色々なウェブ シーンを開いて探検してみてください。
Esri CityEngine で試しに 3D 都市モデルを作成してみたい! という方は 30 日間無料の体験版をご用意しております。使い方が分からない! という方は手始めに、操作から学べる初心者用ガイド:「ゼロから始める CityEngine」をご活用ください。
正規版では、以下の Esri 製品サポートページから、インストールガイド(日本語)や日本語チュートリアル ガイド、FAQ、Q&A サービスがご利用いただけます。
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