商圏分析・エリアマーケティング特化型 GIS 「Esri Business Analyst 10.3」をリリース!

最新 GIS に最新データを搭載した「Esri Business Analyst 10.3 for Desktop」をリリースしました。今回のバージョンアップでは、道路ネットワークの大幅なアップデートに加え、標準搭載データの更新や ArcGIS Online との連携強化などが行われています。ここでは、新バージョンの主な変更点をご紹介します。

道路ネットワークデータを大幅に更新しました
道路ネットワークに使用するデータソースを見直し、より新しく、より詳細な道路データをもとにした道路ネットワークに大幅に更新しました。また、速度設定も道路交通センサスをもとに変更し、最新の道路状況を反映しました。さらに、道路ネットワークに到達圏インデックスを追加することで、道路距離 / 時間商圏の作成のパフォーマンス向上もはかりました。

Image1

経済センサスデータを新たに搭載しました
昼間人口や事業所の産業別傾向を把握することのできる、平成 21 年経済センサス基礎調査データの約 190 指標を新たに標準搭載データとして収録しました。さらに、地域別の傾向を容易に把握できるように、「経済センサス・地域比較レポート」を新たにご用意しました。

Image2

商圏レポートテンプレートを拡充しました
従来の商圏レポートに加えて、都道府県や全国と商圏内の値を比較可能な商圏レポートを新たに追加しました。この新しい商圏レポートを用いることで、商圏内の人口特性や世帯特性などを容易に把握することができます。

Image3

背景地図を大幅更新しました
標準搭載の目標物や住所ロケータの更新に加え、背景地図として利用できる「公共地図」のデータソースの変更を行い、家屋形状や施設情報の鮮度が大幅に向上しました。

Image4

ArcGIS Online との連携を強化しました
クラウド GIS である、ArcGIS Online を利用して世界中の統計データや住所データにアクセスできるだけでなく、Business Analyst 上の各種分析も ArcGIS Online 上のデータを利用できるよう機能連携を行いました。さらに、商圏分析ツールに「クロスランキング変換ツール」を新たに搭載し、ArcGIS Online への情報共有を容易に行えるようになりました。
※ Esri Business Analyst for Desktop ユーザは ArcGIS Online(ArcGIS for Desktop ユーザ向け)をご利用いただけます。 

今回バージョンアップした Esri Business Analyst for Desktop は、搭載データの拡充と機能の改善・強化などが行われ、より一層充実したパッケージ内容となっております。より使いやすく進化した Esri Business Analyst for Desktop にどうぞご期待ください。

■関連リンク
Esri Business Analyst 製品ページ
ArcGIS Online(ArcGIS for Desktop ユーザー向け)
エリアマーケティングとは?(ビジネスマップ用語集)

フォローする