最新の 10.5 対応の国内データ変換ツールはこちら→ ArcGIS Desktop 10.5 対応の国内データ変換ツールについて
先日リリースされた ArcGIS 10.4 for Desktop の国内データ変換ツールについてご紹介します。国内データ変換ツールは、1)ArcToolbox に追加してジオプロセシング ツールとして利用できるものと(国内対応パックをインストールすることで追加されます)、2)アドインとしてダウンロードして利用できるものがあります。
1)国内対応パック *
国内対応パックには、日本国内でよく使われているデータ形式を ArcGIS で利用するために変換するツールが含まれています。国内対応パックをインストールすると、ArcToolbox に [変換ツール(国内データ)] ツールセットが追加され、ジオプロセシング ツールとして利用することができます。
* 国内対応パックは、Esri 製品サポート サイトの ArcGIS 10.4 for Desktop のダウンロード ページで提供しています(要ログイン)。
ArcToolbox に追加された [変換ツール (国内データ) ] ツールセット
ArcGIS 10.3.1 for Desktop 国内対応パックからの変更点
平成 28 年 3 月 31 日に測量法第 34 条の規定に基づく作業規程の準則が一部改正されました(平成 28 年 3 月 31 日の「作業規程の準則」の一部改正について(平成 28 年国土交通省告示第 565 号))。
これにともない、[変換ツール (国内データ) ] ツールセットの [DM → ジオデータベース] ツールのシンボル スタイルの「公共測量(DM)標準図式」に、「分離帯(地図レベル 2500/5000 に追加)」と「太陽光発電施設」を追加しています。
公共測量(DM)標準図式に追加された太陽光発電設備のシンボル
2)アドイン ツール
Esri 製品サポート ページにおいて、以下のアドインをダウンロードしてご利用いただけます(要ログイン)。
ArcGIS 10.4 for Desktop で ArcGIS 10.3.1 for Desktop 対応版のアドインをそのままご利用いただくことはできません。旧バージョンのアドインをアンインストールした上で、最新版をダウンロードしてご利用ください。
アドイン一覧
- ジオメトリ変換ツール
- 電子地形図25000 変換ツール
- 数値地図画像変換ツール
- Zmap-AREAⅡ対応ツール
- Zmap-TOWNⅡ 対応ツール
- GEOSPACE CDS 対応ツール
- 数値地図データ変換ツール
- 河川地図対応ツール
「地理院地図対応ツール」に関するお知らせ
ESRIジャパンでは、2016 年 4 月から GitHub 上で地理院タイルの WMTS メタデータの提供を開始しました。
これにともない、これまでアドインとして提供していた「地理院地図対応ツール」は 2016 年 2 月をもって更新を停止しております。
今後の更新予定はありませんので、現在地理院地図対応ツールをご利用の方は以下のブログをご覧いただき、地理院タイルの WMTS メタデータを ArcMap に参照してご利用ください。
ArcMap に追加する「地理院タイルの WMTS メタデータ」を提供開始
■関連リンク
・ArcGIS 10.4 をリリースしました!
・製品ページ:ArcGIS for Desktop
・サポートページ:ArcGIS 10.4 for Desktop のダウンロードページ(要ログイン)