ArcGIS Online (2017 年 6 月アップデート) の
新機能情報:シーン ビューアー編

2017 年 6 月 28 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンの新機能を複数回に分けてご紹介しています。今回は、3D の景観を表現できるシーン ビューアーの新機能です。

シーン ビューアー

・シーン ビューアー起動時に、ウェルカム スクリーンが表示されるようになり、最近更新されたシーンをワン クリックで開くことができるようになりました。

・[2D タイプ] および [3D タイプ] スタイルの属性の各値に、異なる 2D アイコンまたは 3D オブジェクト シンボルを割り当てることができるようになりました。シンボル ギャラリーから信号、電灯、ベンチ、樹木などを選ぶだけで、よりリアルな 3D シーンを作成できます。

・標高モードに [シーンを基準] が追加され、シーンに追加された建物モデルや 3D オブジェクトの上にポイントを必ず表示できるようになりました。建物レイヤーの下にポイントが隠れて困るという場合に、この設定をお使いいただけます。

・「2D 数と量」と「2D タイプ」に、[吹出し]、[重なりの回避]、[遠近法の適用] のオプションが追加されました。[重なりの回避] を有効にすると、フィーチャやラベルが重ならない状態で表示できます。

また、[遠近法の適用] を有効にすると、近くのフィーチャを大きく、遠くのフィーチャを小さく表示して、奥行きを表現できます。

・建物レイヤーのテクスチャに色付けをしたり、グレースケール表示、カラー スタイルから選んだ色で塗りつぶしをしたりできるようになりました。建物の属性に入力された数値やタイプによって、家賃が高いほど色を濃くしたり、商業施設や公共施設などのタイプ別に色分けしたりすることができます。

・シーン ビューアーの共有ウィジェットから、作成したシーンのアプリを作成できるようになりました。

注)バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ(インターネット一時ファイル)を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。

新機能の詳細につきましては、ArcGIS Online ヘルプをご参照ください。

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