Excel のデータ利用でお困りの方は必見!

今まで、Excel のファイルを ArcGIS でテーブルとして使いたいとき、または ArcGIS のテーブル データを Excel ファイルに出力したいとき、以下のような困った経験がないでしょうか?

  • Excel のデータを ArcGIS で正しく読み取れない
  • Excel のデータを ArcGIS のテーブルとしてうまく出力することができない
  • ArcGIS のテーブル データを直接 Excel ファイルに出力したい
  • ArcGIS で Excel のファイルを利用する前に、いつもフィールド名を手作業で修正する
  • フィールド数が大量の場合、名前をすべてチェックする作業がとても大変、等々

そもそも ArcGIS Pro で Excel ファイルを使用する準備が整っていない場合もありますが、実はフィールド名が潜在的な原因となっているケースがほとんどです。ArcGIS Pro には、このような不便を解消する Excel ツールセットがあります。

ドライバーのインストール

ArcGIS Pro で Excel ファイルを利用するためには、必要に応じてドライバーをインストールする必要があります。インストーラーは Microsoft 社のページからインストールします。その際、ご自身のコンピューターの環境によって必要となるドライバーが異なりますので、ご注意ください。
ArcGIS Pro 3.0 以降のバージョンをご利用の場合は、Esri 製品サポート FAQ ページ「ArcGIS Pro: Excel ファイルの読み込み方と注意事項 (バージョン 3.0 以降)」をご参照ください。なお、ArcGIS Pro 2.4 ~ 2.9 のバージョンをご利用の場合は、Esri 製品サポート FAQ ページ「ArcGIS Pro: Excel ファイルの読み込み方と注意事項 (バージョン 2.4 以降)」をご参照ください。

Excel → テーブル

Excel ファイル (.xls、.xlsx) を直接 ArcGIS のテーブル データ (ファイル ジオデータベース テーブル) に変換できます。変換処理中にフィールド名をチェックし、エラーを自動修正します。手作業での修正は不要となります。

修正例:

  • フィールド名に含まれるスペース、「`~@#$%^&*()-+=|\,<>?/{}.!'[]:;」といった特殊文字は、アンダーバーで置換されます。
  • フィールド名の先頭のスペースは削除されます。
  • フィールド名が数字で始まる場合、別の英字で置換されます。
  • フィールド名が空の場合は、汎用的なフィールド名 (たとえば、field_4) が付与されます。
  • 修正前のフィールド名はエイリアス (別名) に記録されます。

※ CSV データはあらかじめ Excel ファイルに保存することで取り込みやすくなります。

テーブル → Excel

ArcGIS の属性テーブルを Excel ファイル (.xls、.xlsx) に直接変換できます。

最後に

本記事を参考に、Excel ファイルと ArcGIS Pro をシームレスに接続することで、最適なビジュアライゼーションをぜひお試しください。

また、ArcGIS Pro のダウンロードは  My Esri から行ってください。詳細については My Esri 利用ガイドをご参照ください。

ArcGIS Pro をお持ちでない場合は、トライアル版を  21 日間お試しになれます。是非お申し込みください。

関連リンク

Esri 製品サポート FAQ

ArcGIS Pro ヘルプ ページ

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