青翔開智中学校・高等学校にて出前授業を開催しました!

ESRIジャパンでは「小中高教育における GIS 利用支援プログラム」を展開しており、GIS ソフトウェア、クラウド サービス、Q&A サポートなどを、小中学校・高等学校へ無償でご提供しています。2019 年 7 月 1 日~ 2019 年 12 月 31 日に本プログラムを申し込まれた学校に限り、ESRIジャパンの社員が出前授業を行うキャンペーンを開催中です。

2019 年 10 月 29 日に、青翔開智中学校・高等学校にて、中学校 1 年生、3 年生、高校 1 年生の 3 学年それぞれ 1 コマ、計 3 コマの授業を実施しました。

青翔開智中学校・高等学校は鳥取県鳥取市の私立中高一貫校です。「探究」「共成」「飛躍」を教育方針の柱とし、文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール」の指定も受けています。

青翔開智中学校・高等学校

同校は生徒主体の探究活動を核にした「探究基礎」という課題解決型の授業を行っています。この授業において、今回の出前授業実施学年は、

中学 1 年生:百貨店に地域 × 体験の魅力的な店舗をつくろう

中学 3 年生:鳥取の社会課題解決を通して SDGs に貢献しよう

高校 1 年生:人口減少問題をテクノロジーで解決しよう

というテーマに 1 年間取組み続けています。

今回の出前授業では、こうしたテーマへ取り組むにあたって必要な、統計から情報を読み取る技能を、弊社クラウド型 GIS サービス「ArcGIS Online」および総務省国勢調査情報などを基にした Web アプリケーションの操作を通じて学んでいただきました。

中学校 1 年生の探究科では、鳥取駅前に出店している大手百貨店「鳥取大丸」の新商品・マーケティング施策の提案に取り組んでいます。今回の出前授業では、小売業のユーザー様が取り組まれることの多い「商圏分析」を、ArcGIS Online で提供される「Web AppBuilder for ArcGIS」を用いて作成したアプリケーションにて体験いただきました。

商圏分析 Web AppBuilder for ArcGIS

鳥取市の人口分布は、鳥取駅・鳥取市役所などの集まる中心部周辺が最も人口密度が高く、郊外に向けて緩やかに人口密度の下がる分布傾向があります。教材とした本アプリケーションには、

・町丁字ごとの人口分布レイヤー (2015 年国勢調査結果に基づく)

・鳥取大丸へ 10 分、20 分以内に自動車で到達できる到達圏レイヤー

・選択範囲内の男女別、5 歳階級別人口を表示するグラフ ウィジェット

が表示されています。

グラフウィジェット

本授業では、生徒が小グループに分かれ、本アプリケーションを用いた人口分布傾向の分析を行いました。

中心部/校外の年齢構成の違いや、鳥取駅周辺の人口密集地の年齢構成傾向など、グラフから読み取れる情報に対する、鋭い気づきが共有されていました。

グループワークの様子

中学校 3 年生、高校 1 年生の授業では、「Operations Dashboard for ArcGIS」を用いて 2000 年~ 2015 年の国勢調査結果をもとに鳥取市の人口推移を可視化した Web アプリケーションを用いたグループワークを実施しました。

Operations Dashboard for ArcGIS

教材に用いた Web アプリケーションには、2000 年、2005 年、2010 年、2015 年に実施された国勢調査結果を基にした鳥取市内の人口分布のほか、表示範囲内の各年の総人口を表示する機能が実装されています。

生徒の皆さんには、中心市街地、郊外などのほか、学校周辺や自宅周辺など、各々で設定した範囲の人口動態分析を体験していただきました。

グループワークの様子 2

ESRIジャパンでは、2022 年度の高校地理必修化に向けて、出前授業だけではなく、先生方の横のつながりを提供する場として座談会を定期的に開催しております。また、全国の小中高向けのサポート体制をより充実させ、初等・中等教育における GIS の利活用を図ってまいりますので、ご期待ください。

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