Drone2Map の困ったを解決！?処理レポートを活用しましょう

ArcGIS Drone2Map は、ドローンで取得した画像から簡単に GIS データを生成できるソフトウェアです。用意された処理テンプレートを使用することで難しい設定を行うことなく希望の成果物を生成することができます。

しかし、テンプレートを使用しても希望の処理結果を得られない場合があります。「オルソ画像がうまく作成できない」「エリアの一部にかたまった結果が生成された」そんなときに処理レポートを確認すると原因が分かるかもしれません。

Drone2Map で処理を行うと、処理レポートが自動で作成されます。

レポートには、処理に使用した画像やキャリブレーションに関する情報が記載されており、処理結果の詳細について確認することができます。

そのなかの品質チェックという項目には、品質に関わる結果がマークを使って表示されます。

上記画像のように各項目に緑のマークが表示されている場合は処理を行う上で十分な条件がそろっていたことが確認できます。

下記画像のように黄色や赤で警告マークが表示されている場合には何らかの要素が不足している可能性があります。

処理レポートで警告マークが表示された項目については、 Drone2Map の処理オプションで設定を変更して再度処理を行います。

設定を調整することでより良い結果に近づけることができます。

処理オプションの設定変更を行っても希望する結果が得られない場合は、入力画像自体を確認してみましょう。

使用する画像の品質も成果物に影響しますのでドローンでの撮影計画も非常に重要となります。

Drone2Map で処理を行った後には処理レポートを確認してみてください！

また、本記事をご覧になって Drone2Map に興味をもっていただいた方は ArcGIS Drone2Map の無料トライアルをぜひお試しください！

■お知らせ

「ArcGIS Drone Collections」を先月リリースいたしました。

ArcGIS Drone Collections については、GIS コミュニティフォーラムを含む今後のウェビナーでもご紹介する予定ですのでぜひご聴講ください。

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