国勢調査データを使用した ArcGIS Stat Suite データ製品の紹介

令和 2 年国勢調査の結果を使用したデータ製品を今年 9 月に提供するにあたり、「国勢調査データを使用した ArcGIS Stat Suite データ製品の紹介」を ArcGIS StoryMaps を利用して作成しました。

このストーリーマップは、国勢調査の結果を GIS で使用する際の利点や、国勢調査を活用したデータ製品について把握できます。

また、ストーリーマップに載っている Web マップを操作することで実際に国勢調査のデータが GIS でどのように表示されるかを体験できます。

ストーリーマップの構成

公開したストーリーマップの構成について簡単にご紹介致します。

第 1 章では、国勢調査の概要と ESRIジャパンデータコンテンツの 1 つである ArcGIS Stat Suite の特徴について簡潔に説明しています。

第 2 章では、国勢調査の結果をなぜ GIS 上で見る必要があるの？という疑問を解決するために、GIS で国勢調査の結果を可視化するメリットを紹介しています。

第 3 章では令和 2 年度の国勢調査の一つ、人口等基本集計の結果を地図上に可視化した Web マップを挿入しています。

実際に Web マップを操作し、市区町村単位での国勢調査の結果を確認、比較してみましょう。

第 4 章では ESRIジャパンが国勢調査の結果を使用し、どのようなデータ製品を提供しているかを紹介しています。このストーリーマップでは計 10 製品を紹介しています。

第５章では国勢調査データを使用し作成された Web アプリのご紹介です。

最初に紹介するのは令和２年国勢調査の人口等基本集計の結果をもとに ArcGIS Web AppBuilder を用いて作成したものです。

令和 2 年国勢調査の人口等集計の結果と、平成 27 年の国勢調査の結果と比較した５年間の人口増減の把握ができます。

もう一つは令和２年国勢調査の人口速報集計をもとに、 ArcGIS Dashboards を利用し作成したものです。

この Web アプリでは都道府県別の人口数、世帯数の数や増減率が把握できます。

グラフでは人口数、世帯数、人口増減率が都道府県別で昇順で表示されているので各県との比較が簡単にできます。

このストーリーマップを通して、国勢調査の結果を使用した ArcGIS Stat Suite のデータ製品に興味を持っていただき、９月リリース予定の令和２年国勢調査の結果を使用したデータ製品等を利用して、ぜひ皆様のビジネスやご研究にお役立ていただければ幸いです。