ArcGIS CityEngine 2023.0 をリリースしました!

ArcGIS CityEngine 2023.0 が 2023 年 6 月 1 日 (日本時間 6 月 2 日) にリリースされました。ArcGIS CityEngine 2023.0 では、新しい機能の追加や機能改善が行われています。ここでは  What’s new in CityEngine 2023.0 を ESRIジャパンが翻訳したものを紹介します。

Get Map Data における利用可能なベースマップとベクタータイルの追加

Get Map Data で選択できるベースマップの種類が大幅に増えました。ArcGIS Online またはアクティブなポータルのベースマップ ギャラリーにある画像およびベクター タイル ベースマップをインポートできます (以前は画像、道路地図、地形図、キャンバス (ライト グレー)、キャンバス (ダーク グレー) に限られていました)。

選択したベースマップの個々のレイヤーを除外することで、インポートをカスタマイズすることができます。

ビューポートのパフォーマンスが向上 : アダプティブ地形レンダリング

アダプティブ レンダリングにより、地形のレンダリング パフォーマンスが飛躍的に向上しました。地形は常に最大解像度でレンダリングされるようになり、対話型な速度でレンダリングするために、標高マップの解像度を手動で設定する必要がなくなりました。地形の [Inspector] ウィンドウの [Resolution] フィールドが削除され、高解像度の標高マップはデフォルトで 1K に制限されなくなりました。

地形編集のための新しいブラシの追加

[Terrain Edit Brush]、[Terrain Reset Brush] に加え、[Terrain Smooth Brush] が追加され、元々の標高データまたは手動編集後のハード エッジやアーティファクトを滑らかにすることができます。

CGA のダイナミック インポート

CityEngine 2023.0 では、インポートされたルールセットのインスタンスを使用する新しい方法が導入されています。

インポートすると、ルールセットは一度「インスタンス化」され、その属性はインポート ステートメントのオーバーライド パラメーターによって初期化されます。新しいダイナミック インポート機能では、コード内の任意の場所でルールセットを一時的にインスタンス化 (パラメーター化) することができます。一時的なルールセットのインスタンスは、実行時にのみ利用可能な値でパラメーター化することができ、ルールセット内のルールを一度だけ使用することが可能です。

これにより、ルール ファイルの再利用やカスタマイズ、CGA コードのモジュール化など、より柔軟な対応が可能になります。

例として新しいチュートリアル、詳細として CGA リファレンスの import ステートメント、CGA の改善点として CGA changelog を確認してください。

ArcGIS Urban との統合 : CityEngine にシナリオをインポート

CityEngine 2022.1 では、変更を ArcGIS Urban に保存するための新しい UI を導入しました。今ではその逆も可能になっており ArcGIS Urban のシーンは ArcGIS Urban で行われた変更を使用し、CityEngine でシナリオごとに更新できるようになりました。

また [Navigator] ウィンドウの [ArcGIS Urban] タブでの検索も改善されました。ArcGIS Urban のモデルやプランを ID で検索し、特定のアイテムを見つけやすくすることができます。フィルター オプションは ArcGIS Urban のスタート ページにあるものと同じで、[My content]、[My groups]、[My organization] の間でフィルターすることができます。フィルター設定は、現在の検索結果に直接適用されます。

ブックマークのためのクリップ面

ブックマークに Clipping Planes を追加しました。この機能はブックマークの [Inspector] ウィンドウで有効にすることができます。これにより、例えばビューポートでのレンダリングが特定の範囲に限定されるような道路のセクション ビューを作成することができます。

Esri.lib に新しいローポリ ツリーを追加

CityEngine には、豊富なルールとアセットが付属しており、プロジェクトで自由に使用することができます。Esri.lib には新しいローポリ ツリーのセットを追加しました。ローポリ ツリーはリアルな植生モデルを様式化したもので、その名の通りポリゴン数を減らしています。

関連リンク

CityEngine 2023.0 リリース ノート (英語)
ArcGIS CityEngine | ESRIジャパン (esrij.com)

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