ArcGIS Explorer のカスタマイズ Part 5:イメージ オーバーレイ

イメージ オーバーレイは ArcGIS Explorer にとって興味深くとても便利な機能です。いかなるタイプのラスタもオーバーレイとしてマップに追加することができます。イメージ オーバーレイはロゴや画像、あるいはプレゼンテーションのスタイル テキストを追加するために効果的です。また、地図の何らかの情報をユーザに伝える方法として役立ちます。例えば、マップに Top Secret とラベル付けしたり著作権情報を表示したりできます。そしてイメージ オーバーレイは他のマップ アイテムのように、コンテンツ ウィンドウに表示することができます。

イメージ オーバーレイを追加するには、[コンテンツの追加] をクリックし [イメージ オーバーレイ] を選択します。[ファイルの種類] では、サポートしていないイメージ形式に注意してください。

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一度追加すると、オーバーレイはマップ コンテンツとして表示されます。コンテンツとして追加されたので、表示のオン / オフの切り替えや、マップに表示する位置を設定できます。下図では、「社外秘」という png ファイルをマップに追加しています。

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この方法の欠点は、ユーザが表示のオン / オフを切り替えたり、削除したりできてしまうことです。重要な情報をユーザに常に提供したい場合、この方法は適切ではありません。

ArcGIS Explorer バージョン 1500 の API は、ラスタ イメージ オーバーレイをコンテンツ ウィンドウに現さずに、直接マップに表示させることができます。この方法はプログラムで実行する必要があるので、API だけの拡張になります。これで、ユーザに変更させたくないデータをマップに追加することが可能となります。

バージョン 1500 の API を使用することによって、イメージ オーバーレイはコンテンツ ウィンドウに表示されることなくマップに追加できます。アプリケーションが起動している間は常に表示され、マップには保存されません。以下のように、プログラムによってのみ追加できます。このコードはエクステンション アドインに追加します。そうすると、アプリケーション起動時にイメージ オーバーレイがすぐに表示されます。

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下図のように、ロゴはマップに表示されますが、コンテンツ ウィンドウには表示されていません。これで、ユーザは削除したり表示をオフに切り替えたりすることができません。

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