ArcGIS 10.1 Tracking Analyst 新機能 ― 時系列データを使った計算ツール


ArcGIS Tracking Analyst は、時間の経過に応じて移動または変化する事象を表現する ArcGIS for Desktop のエクステンション製品です。

ArcGIS 10.1 では時系列が連続しているフィーチャ間の差から、事象が移動する距離、期間、速度、方向を計算できる 2 つのツールが追加されています。

これらの計算ツールは ArcToolbox から利用できます。

ArcToolbox


[トラック間隔 → フィーチャ] ツール
連続しているフィーチャ間の差から距離、期間、速度、移動方向の値を算出することができます。
算出された値は新規のフィールドとして追加されます。
現時点より後に発生した事象との差を算出するか、前に発生した事象との差を算出するかを選択できます。

トラック間隔→フィーチャ

例えば、台風の日時と位置情報を持つポイント データから、台風の移動距離(キロメートル)、移動期間(時間)、移動速度(毎秒)、移動方向(Degree)が算出され、属性情報として追加されます(単位は任意で変更できます)。

属性情報

サポートされている時間フィールド形式については以下をご参照ください。
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#//005z00000006000000

[トラック間隔 → ライン] ツール

同じく、連続しているフィーチャ間の差から距離、期間、速度、移動方向の値を算出することができます。
このツールでは算出された値とその他の属性情報が、新たにライン フィーチャとして出力されます。

トラック間隔→ライン

ArcGIS Tracking Analyst は視覚的なメリットが大きい機能ですが、分析・解析機能を活用することで更に用途が広がるかもしれません。

■関連リンク

・ArcGIS 10.1 新機能紹介:http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/#/A_quick_tour_of_what_s_new_in_ArcGIS_10_1/016w0000002r000000/

・[トラック間隔 → フィーチャ] ツール オンライン ヘルプ:
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#//00640000000p000000

・[トラック間隔 → ライン] ツール オンライン ヘルプ:
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#/na/00640000000n000000/

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