みなさんは富嶽三十六景をご存知でしょうか?
1999 年、米国の雑誌『ライフ』の「この1000年で最も重要な功績を遺した世界の人物 100 人」において、日本で唯一ランクインした葛飾北斎が作成した代表的な浮世絵です。
この浮世絵の連作は 46 枚存在し、富士山をさまざまな場所から描いています。
そこでこのストーリー マップでは、46 枚それぞれが描かれたと推定される位置を地図にプロットし、それと連動して浮世絵が表示されるようにしました。 以下の画像をクリックすると、マップを閲覧できます。
これまでブログ等でご紹介してきた Map Tour テンプレートを使用したストーリー マップは、地図と写真とを連動させるものでしたが、こういったテーマや画像を使ってもマップを構成することができます。
昨年富士山が世界文化遺産に登録されましたが、江戸時代においても富士山は信仰の対象であり、芸術の源泉でした。またこのストーリー マップを見ることで、江戸時代では東京都内からも富士山が美しく見えたことが推測できます。
今と変わらない景色、今となってはもう見ることができなくなった景色に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?
■関連リンク
・ArcGIS Online 組織向けプラン
・Esri Story Maps
・地図で物語を!ストーリー マップを作成してみよう
・日本での旅の思い出をストーリー マップで記録する
・東京マラソン完走!!ストーリー マップで思い出の記録を
・ストーリー マップを身近なものへ!こうすれば簡単に作成できる!
・あなたのお勧めお花見スポットは?ESRIジャパンの桜マップ公開!