ArcGIS API for JavaScript バージョン 4.0 をリリースしました!

2016 年 5 月 25 日に、ArcGIS API for JavaScript のバージョン 4.0 の国内サポートを開始しました。
バージョン 4.0 は 3D 対応や地図の回転等の新機能だけでなく、アーキテクチャから大きく見直しを図り、シンプルでパワフルな API として生まれ変わりました。

01_top


3D 地図表示
Web ブラウザーで地図を 3D 表示するためのシーンビュー(esri/views/SceneView)といわれる描画機能が提供されています。シーンビューを使うことで 3D 地図の表示だけでなく、3 次元での地図操作や GIS データ(レイヤー)の自動投影などを容易に実現できます。

02_3d

3D 地図が実現する多彩な表現

従来の 2D GIS データ(フィーチャ)を 3 次元で表現するための 3D シンボル(esri/symbols/PointSymbol3D, esri/symbols/LineSymbol3D, esri/symbols/PolygonSymbol3D)や、3D 地図ビューの表示位置を高さ、水平/垂直方向の角度、視野角といった高度な設定が可能なカメラ(esri/Camera)など、3D 地図が実現したことによって、データを地図上に可視化する際の表現力をさらに向上することができます。

03_3dsymbol

新しい UI コンポーネント
バージョン 3.x まで提供していた各種 UI コンポーネント(ウィジェット)のデザインの見直しを図っており、レスポンシブ デザインの標準対応や CSS によるデザイン変更の簡易化、UI 配置を簡略化するための View のプロパティの提供など、ユーザー/開発者の双方にとっての UX 向上を図っています。なお、全体的な UI の見直しが計画されているため、バージョン 3.x で提供されていたウィジェットの完全移行は今後のアップデートで完了していく見通しです。 

04_ui

ArcGIS ポータル連携
ArcGIS OnlinePortal for ArcGIS などのポータルで作成/管理する Web マップ(esri/WebMap)や Web シーン(esri/WebScene)を参照できます。これにより 2D/3D 地図のデザインに対する開発工数を大幅に削減できます。Web マップ参照については GitHub にサンプル コードアプリ作成ガイドを公開しているのでご参照ください。
※Web マップの参照に関してはバージョン 4.0 時点では一部サポートとなっています。

バージョン 3.x
ArcGIS API for JavaScript のバージョン 3.x については 2016 年度も開発を継続する計画です。なお、バージョン 4.0 の時点では、バージョン 3.x の全ての機能が含まれておらず、どちらの API を採用するかの判断については以下のドキュメントを参照してください。

バージョン 4.x と 3.x の選択
バージョン 3.x から 4.0 への移行
3.x と 4.x の機能比較表(英語)

以上で取り上げたトピック以外の詳細については ArcGIS API for JavaScript をご参照ください。サイトでは API のガイド、リファレンス、サンプルが用意されており、アプリの開発を始めるためのリソースが揃っていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

■関連リンク
Esri 社(米国)Web サイト:
ArcGIS API for JavaScript
ArcGIS for Developers

ESRIジャパン Web サイト:
ArcGIS API for JavaScript
ArcGIS for Developers