ArcGIS Online(2017 年 6 月アップデート)の新機能情報:ユーザー エクスペリエンス編

アイテムの検索やフィルター表示の改善

2017 年 6 月 28 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。たくさんの機能追加・機能改善があるため、本ブログでは複数回に分けて、新機能の内容をご紹介します。

1 回目は、ユーザーの操作性を改善するユーザー エクスペリエンス編です。

ユーザー エクスペリエンスの改善

・[マイ コンテンツ] ページが [コンテンツ] ページとなり、デザインが刷新され、より使いやすくなりました。ページは、[マイ コンテンツ]、[お気に入り]、 [マイ グループ]、[組織] タブで構成され、所属するグループのアイテムや組織で共有されているアイテムにもアクセスしやすくなりました。

コンテンツページの刷新

・アイテム詳細ページの [データ] タブで、ホスト フィーチャ レイヤーのフィールドの追加、削除、計算ができるようになりました。

ホスト フィーチャ レイヤーのフィールド操作

・アイテムの検索やフィルター表示が行いやすくなりました。また、検索結果のレイアウトを、テーブル ビュー、リスト ビュー、グリッド ビューから選択できるようになりました。

アイテムの検索やフィルター表示の改善

・[グループ] ページが再設計され、ワークフロー、パフォーマンス、レイアウトが改善されました。[マイ グループ]、[注目のグループ]、[所属している組織のグループ] のタブに分かれ、フィルターや検索を使用して、目的のグループを探しやすくなりました。  

グループページの再設計

・グループのメンバーおよびコンテンツの検索機能が追加され、[コンテンツ] タブでは、グループ内のコンテンツの細かなフィルターや検索で目的のアイテムを見つけやすくなりました。

グループのメンバーおよびコンテンツの検索機能の追加

・グループの管理もしやすくなり、グループ内のメンバーやコンテンツを一括で削除できるようになりました。グループの [コンテンツ] タブで、アイテムのサムネイル左上のチェックをオンにし、[グループから削除] をクリックすると一括削除が可能です。

グループの管理が容易に

・グループのメンバーをグループ マネージャーに昇格させ、グループの管理タスクを手伝ってもらうこともできるようになりました。これにより、グループ マネージャーも、メンバーの招待、メンバーの加入申請の管理、コンテンツやメンバーの削除やグループ ページの詳細を編集する権限が付与されます。グループの [メンバー] タブで昇格させたいメンバーを選択し、[メンバーのグループ ロールの更新] をクリックして設定できます。

さらに、所有者は、グループが間違って削除されることを防ぐために、グループの [設定] タブの [削除の防止] 機能が追加されました。

グループの削除の防止

注)バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ(インターネット一時ファイル)を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。

新機能の詳細につきましては、ArcGIS Online ヘルプをご参照ください。

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