京都教育大学附属高等学校にて出前授業を開催しました!

京教大附属高校授業

ESRIジャパンでは「小中高教育における GIS 利用支援プログラム」を展開しており、GIS ソフトウェア、クラウド サービス、Q&A サポートなどを、小中学校・高等学校へ無償でご提供しています。

2019 年 12 月 17 日(火)に京都教育大学附属高等学校にて希望者を対象に授業を行いました。本学校では地理クラブの生徒が現地調査を行っているとのことでしたので、今回は自動販売機調査というテーマで現地調査アプリ Survey123 for ArcGIS の使い方を通じて、GIS を学んでもらう内容にしました。

調査結果

※上図は操作演習の結果のため、実際の自動販売機の情報と異なる場合があります

「GIS」という言葉を知らない生徒がほとんどでしたが Survey123 for ArcGIS を使うことで、簡単な操作で調査票の作成から現地調査(GIS データの作成)までができるので、「GIS」を使っているという感覚もなく、授業に取り組んでくれました。

京教大附属高校授業

最後に、調査したデータに対して、ArcGIS Online に公開されている他のデータ(人口や災害レイヤー)を重ね合わせ、調査した場所の周囲がどういう環境なのかというのを見てもらいました。普段通っている学校の周辺であってもこういった地図をほとんど見たことがなかったようで、地図を動かしては生徒同士で気づいたことなどを共有していました。

調査結果2

現地調査アプリを使うことで簡単に調査ができるだけではなく、調査したデータをさまざまな表現で確認したり、レイヤーの重ね合わせや分析を行ったりと、調査データを活用できるので今後の課題研究にぜひ使っていただければと思います。

ESRIジャパンでは、2022 年度の高校地理必修化に向けて、出前授業だけではなく、先生方の横のつながりを提供する場として座談会を定期的に開催しております。本プログラムをご利用中の先生方が対象となり、弊社の各オフィスにお越しいただくか、リモートで参加することができます。次回は 2020 年 3 月末に開催予定ですので、ぜひご参加ください。

小中高学校向けのサポート体制をより充実させ、初等・中等教育における GIS の利活用を図ってまいりますので、ご期待ください。

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