Explorer for ArcGIS 20.1.0 (Android) の新機能情報

Explorer

無料のマップ閲覧アプリである Explorer for ArcGIS (以降 Explorer) の Android 版が 2020 年 3 月 2 日にバージョン 20.1.0 にアップデートされました。このアップデートで、iOS、Android、Windows の OS で基本的な機能が統一されました。本ブログでは Android のバージョン 20.1.0 で対応した新機能と、すべての OS で利用できる ArcGIS Pro Publisher エクステンションと組み合わせた機能をご紹介します。

オフライン エリアのダウンロード

iOS と Windows に続いて、Web マップで定義されているオフライン エリアのダウンロードに対応しました。

オフライン エリアのダウンロード

また、モバイル作業者が Explorer 上で、任意の範囲をオフラインで使えるようにマップをダウンロードする機能も追加されました。

オフラインエリアの追加

オフラインでの作業方法は以前のブログ記事「Explorer for ArcGIS の Windows 版をリリースしました!」をご参照ください。

SD カード上のオフライン用マップのサイド ロード (Android のみ)

オフラインで使用するために保存された SD カード内のマップ パッケージ ファイルを利用できるようになりました。端末のストレージ容量には上限がありますが、この容量を圧迫することなく、マップを保存しておくことができます。

ArcGIS Pro Publisher エクステンションと組み合わせた使い方

ArcGIS Pro Publisher エクステンションを使えば、ArcGIS Pro で作成したマップを、Explorer でサイン インなしで閲覧することができます。ArcGIS Pro の [モバイル マップ パッケージの作成] ツールで [匿名ユーザーの有効化] にチェックを入れ作成したファイルを Explorer でインポートします。マップの閲覧の有効期限なども設定できます。

ArcGIS Pro Publisher エクステンションと組み合わせた使い方

幅広い環境で利用可能な Explorer を皆様の業務にぜひお役立てください。

■関連リンク
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