ArcGIS Online (2020 年 12 月アップデート) の新機能

構成可能なアプリ

2020 年 12 月 9 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online がアップデートされました。主な機能追加・機能改善の内容をご紹介します。

ホーム ページの構成

ホーム ページ構成が拡張されました。組織の管理者は Markdown を使用して、本文とアイテム ギャラリーのサマリーにウェブサイトと電子メールのリンクを含めることができるようになりました。Markdown の構文では、HTML タグを使用する際のセキュリティ リスクなしにテキスト ブロック内のハイパーリンクを指定することができます。構文は次のようになります。

[こちら](https://www.esrij.com/contact/)

リンク テキストは角括弧内に、URL は丸括弧内に記述します。テキストは直接入力するか、[リンクの追加] をクリックしてテキストを自動的にフォーマットすることができます。

ホームページの構成

また、ホーム ページのフッターにもカスタム テキストやリンクを追加できるようになりました。

アイテム ギャラリーの設定で、マップ、レイヤー、アプリなど、特定のアイテム タイプのみを表示できるようになりました。

特定のアイテム タイプのみを表示

また、アイテム ギャラリーを設定するときに、設定パネルにグループとその中のアイテムの共有状態に関する追加情報が表示されるようになりました。これにより、組織のメンバーでも一般の人でもアイテム ギャラリーが適切に表示されるようになりました。

メンバーのプロフィール ギャラリーの機能拡張

メンバーのプロフィール ページに表示されるアイテムのギャラリーをカスタマイズできるようになりました。アイテム ピッカーを使用してプロフィール ギャラリーに掲載したいアイテムを選択し、ドラッグ&ドロップで並べ替えができます。

構成可能なアプリ

構成可能なアプリはコーディングなしで簡単に設定できるテンプレート アプリです。これによりアプリをすばやく公開して、さまざまなユーザーやワークフローをサポートすることができます。

「カテゴリ ギャラリー」と「3D ビューアー」が高速セットアップ モードに対応しました。また、完全セットアップ モードでは、Google Analytics のトラッキングを利用できるようになりました。

構成可能なアプリ

3D ビジュアライゼーション

対象物を考慮したナビゲーションにより、安定してシーン ビューを操作することができるようになりました。不意に上空に移動してしまうようなことがなくなり、たとえば、点群データで構成された地中地震や送電線などにスムーズに画面移動することができます。下のシーンで操作してお試しいただけます。

シーン ビューアーでは、関連フィーチャ レイヤーを持つシーン レイヤーのサポートが拡張されました。関連フィーチャ レイヤーの属性を参照して、シーン レイヤーの属性やシンボルが表示されるため、シーン レイヤーのキャッシュを更新しなくても、フィーチャ レイヤーに対して行った編集が反映されるようになりました。さらに、関連フィーチャ レイヤーに設定されているカスタム ポップアップを表示できるようになりました。

3D ビジュアライゼーション

また、ビルディング シーン レイヤーのフィーチャを検索することができるようになりました。

透過オブジェクトがカメラの位置に依存せずにレンダリングされるようになりました。新しい OIT (order-independent transparency) によって、複数のガラス層や透明な建物の裏にある 3D シンボルが表示されるようになりました。

透過オブジェクトのレンダリング

データ管理

ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューで属性編集を有効にした場合、個々のフィールドの編集を有効または無効にすることで、編集の操作をさらに制御することができるようになりました。

データ管理

ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブル レイヤーに添付されているすべてのファイルの合計ストレージ サイズが、レイヤーのアイテム ページの [概要] タブの [詳細] セクションに、レイヤー サイズとは別に表示されるようになりました。

組織の管理

組織のメンバーが使用できるアプリをより制御できるようにするために、組織の管理者は、Esri のデフォルトのアプリケーションへのアクセスをブロックできるようになりました。すべてのユーザー タイプで使用可能な、設定や権限によって制御できないアプリをブロックすることができます。

アクセスをブロックすると、アプリ ランチャーとアイテムの [開く] ドロップダウン メニューからアプリが削除され、メンバーが URL からアプリを開くこともできなくなります。

 

組織の利用状況のモニタリング

組織の管理者が利用状況を監視および評価する方法として、以下の 3 つの新しい方法が追加されました。

  • 組織の概要ページで、組織に割り当てられたフィーチャ ストレージの現在の使用状況を確認することができるようになりました。
  • メンバーごとの週単位または月単位のクレジット利用状況の詳細を表示するクレジット レポートに、ArcGIS Notebooks の項目が含まれるようになりました。
  • 組織のアクティビティ レポートを、週や月単位に加えて、日単位で作成できるようになりました。

HTTPS 通信強制化

ArcGIS Online では、すべてのデータが暗号化され、機密性が向上し、機密性の高いデータを保護するために HTTPS を使用するようになりました。HTTP URL はアクセスできなくなります。

アイテムを HTTPS に更新する方法については「ArcGIS プラットフォームの HTTPS 通信強制化に関する重要なお知らせ」をご参照ください。

Internet Explorer 11と Microsoft Edge レガシのサポート終了

Microsoft による Internet Explorer 11 と Edge レガシのサポート終了に伴い、ArcGIS Online でも Internet Explorer 11 と Edge レガシがサポート対象外となりました。パフォーマンスの問題を回避するために、最新バージョンの Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、または Microsoft Edge の使用をお勧めします。

その他の新機能は Web ヘルプをご参照ください。

注) バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ (インターネット一時ファイル) を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。

■ 関連リンク

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