ArcGIS 構成可能なアプリのサポート終了に関するお知らせ

概要

ArcGIS Online の構成可能なアプリは、ArcGIS Online の 2023 年 6 月のアップデート (2023 年 6 月 14 日 (米国時間)) において非推奨となりました。

構成可能なアプリが非推奨になっても、構成可能なアプリの可用性、機能、テクニカル サポート (製品ライフサイクル サポート フェーズ) に影響はありません。構成可能なアプリは、正式に廃止されるまで引き続き使用できますが、新機能やその他の機能強化は行われません。廃止前であれば、構成可能なアプリのテンプレートを使用してアプリを作成でき、既存のアプリも引き続き使用できます。

構成可能なアプリは 2025 年 12 月に廃止される予定で、廃止されると、次のことを実行できなくなります。

  • ArcGIS Online で構成可能なアプリを作成できなくなります。
  • 構成可能なアプリを使用して作成したアプリは、ArcGIS Online のコンテンツ フォルダーに残りますが、機能しなくなります。
  • 構成可能なアプリ ギャラリーの構成は使用できなくなります。
  • 構成可能なアプリの Developer Experience (構成可能なアプリのテンプレートをカスタマイズし、独自のデータ サーバーにホストすることを可能にする) も削除されます。

推奨事項

2025 年 12 月の廃止に先立ち、お客様の組織内で、構成可能なアプリを使用して構築されているアプリを見直し、ArcGIS Instant Apps などのより最新のテクノロジを使用して再構築する必要があるアプリを特定することをおすすめします。まだ ArcGIS Instant Apps を使用したことがない場合は、ヘルプチュートリアルを参照して移行をご検討ください。

お客様の組織内に、構成可能なアプリを使用して構築されているアプリがあるかどうかをすばやく確認するには、ArcGIS Online または ArcGIS Pro で CheckDeprecatedConfigurableApps スクリプトを実行します。詳細は「Identify deprecated Configurable Apps in ArcGIS Online using a Python script」をご参照ください。

ArcGIS Enterprise をご利用中のお客様

ArcGIS Enterprise 11.0 では、一部のテンプレートを除く、ほとんどの構成可能なアプリが削除されました。

ArcGIS Enterprise をご利用のお客様は、ArcGIS Instant Apps でより最新の同等のテンプレートにアクセスできるようにするため、ArcGIS Enterprise 10.9.1 以降のバージョンに更新し、以下に示すように代替アプリケーションを再構築することをおすすめします。構成可能なアプリを含む ArcGIS Enterprise の最終バージョンは、2025 年前半にリリースされる予定です。

※本記事は Esri のブログ「Announcement: Deprecation Notice for ArcGIS Configurable Apps」を参考に、翻訳した記事です。

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