目次
はじめに
ArcGIS Pro は、地理情報および関連情報を統合し、利活用するための一連の機能 (情報の可視化 / 解析、データの作成 / 管理 / 出力等) を豊富に提供する高機能デスクトップ GIS アプリケーションです。

本記事では、ArcGIS Pro を利用するために必要なライセンスを用途別でご紹介します。
ArcGIS Pro のライセンス紹介
ArcGIS Pro のライセンスにはいくつか種類があります。それぞれ利用するための条件がございます。
以下樹形図を参考にご確認ください。
- 社会人の方が個人で使用する場合は「① ArcGIS for Personal Use を使用」をご確認ください。
- 所属先がライセンスを契約している場合は「② ArcGIS 管理者に確認し、契約済みのライセンスを使用」をご確認ください。
- 学生の方が個人で使用する場合は「③ ArcGIS for Student Use を使用」をご確認ください。
- 所属先がライセンスを契約しておらず、ArcGIS Pro を商用利用したい場合は、「④ トライアルを申し込む」をご確認ください。
① ArcGIS for Personal Use を使用
個人の学習目的で使用したい場合、ArcGIS for Personal Use が用意されています。ArcGIS for Student Use と同様、米国 Esri 社のページを参考にお申し込みください。
なお、商用利用や教育、行政、非営利の団体にて利益のための利用は禁止されておりますのでご注意ください。
ArcGIS for Personal Use の特徴
- Creater ユーザータイプ
- ArcGIS Pro Basic
- ArcGIS Online
- ArcGIS Field Maps などのすぐに使用できる多数のアプリ
- ArcGIS Online のデータストレージや解析に使用できる 200 クレジット
商用利用や教育、行政、非営利の団体にて利益のための利用は禁止されておりますのでご注意ください。詳しくは利用規約をご確認ください。
利用方法は ArcGIS for Personal Use 利用ガイドをご確認ください。
② ArcGIS 管理者に確認し、契約済みのライセンスを使用
所属先が ArcGIS を契約している場合は、ArcGIS 管理者に確認し、契約済みのライセンスをご使用ください。
③ ArcGIS for Student Use を使用
所属している学校でライセンスがなく、ご自身のみで ArcGIS Pro を使用したい場合は、ArcGIS for Student Use をご使用ください。お申し込みは米国 Esri 社のページを参考にお申し込みください。
ArcGIS for Student Use の特徴
- Professional Plus ユーザータイプ
- ArcGIS Pro Advanced
- 各種エクステンション
- ArcGIS Online
- ArcGIS Field Maps などのすぐに使用できる多数のアプリ
- ArcGIS Online のデータストレージや解析に使用できる 1000 クレジット
- ArcGIS Pro Advanced
研究や学習以外での利用(商用利用など)はできませんのでご了承ください。詳しくは利用規約をご確認ください。
学生で商用利用を行いたい場合は、「④トライアルをお申し込みください」をご確認ください。
利用方法は ArcGIS for Personal Use 利用ガイドをご確認ください。
④ トライアルを申し込む
ESRIジャパンでは ArcGIS 製品をトライアル版として製品評価が可能です。なお、業務内で使用することはできませんので、ご了承ください。お申し込みは製品ページをご確認ください。
トライアル版では、ArcGIS Pro だけではなく、ドローンで収集した画像を使用した解析等ができるようになる ArcGIS Drone2Map やクラウド型商圏分析 GIS である ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps も対象です。
※ トライアルを利用するには購入を検討されている方に限ります。業務での使用はできません。
※ 最適な利用方法をご案内するため、お申し込み後にお電話でご連絡させていただきます。
※ 競合他社のお申し込みはご遠慮いただいております。
さいごに
ご自身に置かれている環境によって使用するライセンスは異なります。掲載した樹形図を基にご自身が使用できるライセンスを確認するようにしてください。