Collector が Windows アプリとしても利用可能になりました

Collector for ArcGIS

これまで、Collector for ArcGIS は iOS 版あるいは Android 版のみのご提供でしたが、2016 年 1 月 27 日より Windows 版を Windows ストアからダウンロードしてご利用いただけるようになりました。

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動作環境について
Collector for ArcGIS の Windows 版は、OS が Windows 10 以降の PC、もしくはタブレットで動作します。今後のアップデートで Windows 10 Mobile でのご利用も可能となる予定です(詳しくは、Collector for ArcGIS ヘルプをご覧下さい)。

ベース マップのサイド ローディング機能の強化
Collector for ArcGIS には、インターネット接続がない場所でも利用できる「オフライン機能」があります。この機能を使用するには、オフラインで現地調査を行う範囲のベースマップをあらかじめ端末に保存しておく必要があります。ArcMap で作成したタイル パッケージをシステム フォルダーへコピー(参考:Collector for ArcGIS でタイル パッケージを活用しよう)する必要がある iOS、Android 版と比べ、Windows 版では Collector を起動させた状態で簡単にベースマップを追加することが可能です。

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追加したベースマップは、マップを開いている際に簡単に切り替えることができます。

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※詳細な手順は、Collector for ArcGIS スタートアップ ガイドの 62 ページ「F. タイル パッケージをベースマップとして利用」をご覧ください。

添付する写真解像度の変更機能
その場で撮影した写真をフィーチャに添付する際に写真の解像度を変更できる機能が、iOS 版に続いて Windows 版にも追加されました。添付する写真のデータ サイズを変更できるため、詳細な状況を把握するときは解像度を大きく設定したり、アップロードの負荷を減らすためにより小さいサイズで撮影する、といった設定が可能です。

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その他の基本的な機能につきましては、iOS 版、Android 版と大きく変わりはありませんが、ルート案内機能は現時点ではご利用いただけません。OS が Windows に対応したことで、Collector をご利用いただける環境が広がりました。ぜひ、皆様の現地調査業務にお役立て下さい。

■関連リンク
Collector for ArcGIS ヘルプ
ArcGIS Online 製品ページ
Collector for ArcGIS スタートアップ ガイド

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